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熱気球の競技について
空をふわふわ飛んでいる優雅な乗り物。熱気球にそんなイメージを持っている人は多いのではないでしょうか?もちろんそれも熱気球の魅力ですが、実はスカイスポーツとして競い合う競技があります。

風を読み、風に乗って行きたいところへ飛ぶ
熱気球は、風船部分の中の空気を温めたり冷ましたりすることで
上下方向に操縦できる乗り物です。
それ以外の左右の移動は、風任せ。
実は風は高度によって層に分かれており、
それぞれ方向や速さが異なることが多いです。
この高さによって違う風を「事前に気象を予報」、
「風船や機器を用いてその場で風を計測」、
「パイロットが風を流れでつかむ」といった一連の流れを通してつかみとり、
熱気球をどれだけ正確に操縦できるかを大空で競っています。

設定された目的地にいかに正確に近づけるか
今回の世界選手権や国内グランプリといった大会では、
目的地となるターゲットが設定され、その地点にどれだけ正確に近づくことができるかを競います。
熱気球競技には「風を把握する力」、「正確に気球を操作する力」そして
「地上クルーとの連携・チームワーク」が求められます。
操縦技術だけでなく、
変化する風にチーム一丸となって臨機応変に対応する「自然との戦い」なのです。

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